小松市に計画しているオフィスです。国道より少し入った3角形の変形敷地で、北側の前面道路、裏手には用水が流れ、周囲はマンションや住宅が建ち並ぶ立地環境です。約20名のスタッフが働く機械設計のオフィスで、木造平屋によりローコスト化を計った快適で効率的なワークスペースをご希望されていました。3角形の外形を持つプランで内部空間と外部空間の関係性を検討した4つの案をご提案させて頂きました。


2等辺3角形となるV字型プランで、北ウイングにワークスペース、西ウイングに会議室、応接室などの諸室をレイアウトし、用水路側に3角形の庭を設けた案です。庭に面して連続する大きな開口部を設けて室内の見通しをつくり、構造的にもシンプルな考え方としました。


3角形のプランの外形の中央に、これに相似する3角形の中庭を設け、さらに空間ボリュームが交わる部分にいくつかのコートを設け、室内の見通しと、光や風のヌケをつくった案です。外周に向かって屋根勾配をとった変化のあるプロポーションを考えました。


3角形のプランの中央と端部を外部空間として切り取り、ワークスペース、応接室、会議室を必要な奥行きを確保して配列した案です。片流れの大屋根とすることで、シンプルな外観を形成しました。


3角形のプランの中央に帯状の中庭を切り取り、ワークスペースとその他の諸室をセパレートし、大きな開口部を設け、視覚的に繫げた案です。外壁はフラットとし、中庭側に屋根勾配をとったシンプルなファサードと角度を振ったエントランス空間が特徴です。
toit-design/戸井建一郎


